新SkyWayのiOS SDKをSwiftで使う

SkyWayが正式サービスとなりiOS用のSDKも更新されました。
トライアル提供時のSDKをSwiftで使うやり方と少し変わったようなので、変更点を書いておこうと思います。
トライアル時サンプルのSwift化はこちらになります。
新しいSDKでの主な変更点として、Swiftから直接使えるようになった事が大きいかなと思います。
それに伴ってBridging-Headerが必要なくなったようです。
ポイントとしては、

  • 設定-General-Embedded BinariesにSkyWay.frameworkを追加する
  • 設定-Build Settings-Build Options-Enable BitcodeをNOにする
  • SkyWayを使用するSwiftファイルに”import SkyWay”を追加する
  • 新旧SDKの差異を吸収する(addSrc:track:/removeSrc:track:/SKWPeerError.error)

新SDKでのSwift化はこちらを参照して下さい。

phpMyAdminをAWS ELBのSSL環境で使う

Ubuntu 14.04 のphpMyAdmin(4.0.10deb1)をAWS ELBのSSL環境で使った時に
Login後のURLが
https://hoge:80/phpmyadmin/index.php?token=なんちゃら〜
となってしまってエラーになります。
ポート部分の”:80″を手動で取ってリロードすればつながるのですが、直す方法がわかったので備忘録として記事にします。
(※Nginx 1.10.3 での結果です)

参考URL
https://sourceforge.net/p/phpmyadmin/bugs/4621/

phpMyAdminのインストールフォルダ(/usr/share/phpmyadmin)のlibraries/Config.class.phpを以下のように編集します。
元ファイル1298行目〜

if (! empty($url['port'])
	&& (($url['scheme'] == 'http' && $url['port'] != 80)
	|| ($url['scheme'] == 'https' && $url['port'] != 443))
) {
	$pma_absolute_uri .= ':' . $url['port'];
}

編集後

if (!empty($url['port'])) {
	if (PMA_getenv('HTTP_X_FORWARDED_PROTO') && strtolower(PMA_getenv('HTTP_X_FORWARDED_PROTO')) == 'https') {
		$url['port'] = 443;
	}
	if (($url['scheme'] == 'http' && $url['port'] != 80) || ($url['scheme'] == 'https' && $url['port'] != 443)) {
		$pma_absolute_uri .= ':' . $url['port'];
	}
}

GAEでWordPressを動かす

自分のGAE(Google App Engine)アカウントでPHPが使えるようになったので、Wordpressを動かしてみました。
このブログの書き始めがそもそも WordPress on GAE ってことでもありますし。
(ま、その時の内容はPythonで動くWordpressもどきのweb2pyのことだったんですが、、、)

この記事の前までの状態をGAEにインストールしてみました。
それがこちらになります。(2013/11/01追記:課金止めました)

基本的にはGoogleさんのチュートリアルどおりにすればいいと思うんですが、何点か自分がハマった点を書きたいと思います。
チュートリアルはこちら。
Running WordPress – Google App Engine — Google Developers

ハマった点

  • これはGAE全体に言えることですが、反映に時間がかかることがあるので(特に起動直後など)、自分があってると思って動かない場合は少しだけ待ってみる。
  • Cloud SQLはBillingをON(有料オプション有効)にしないとCloudコンソールのメニューに出てこない。
  • Cloud SQLの有料ONはCloudコンソール側にて行う。Google Cloud Console
  • CloudコンソールのCloud SQLのメニューからSQLをImportするにはCloud Storageを有料化しなければ使えない。(gs://ではじまるのはCloud Storageのことです)
  • で、SQLのインポートはこのgs://を使ったほうがやりやすいと思う。
  • Cloud SQLのコマンドラインツールgsutil等はGoogle Cloud SDKに含まれる。
  • コマンドラインツールはシェル版・Java版それぞれでOAuth認証する必要があり、それぞれ1つしか有効にならないので、切り替える時は”gauth –revoke”でそのたびにOAuth認証を無効にする必要がある。
  • 上記理由からSQuirreLSQLを使いたい場合は最初からJava版を使ったほうがよい。

これくらいでしょうか。

まだ使いやすいとはとても言えない状況なので、いるかどうかはわかりませんが、どうしてもGAEでWordpressが使いたい人が使うという感じですw
料金的にはまだ確定したことは言えないですが、GAE側は無料のままでも行けそうで、Cloud Storageは容量使わないのでほぼ無料と仮定すると、Cloud SQLがPackageモードで$0.36/日で約$11/月ってところでしょうか。

用途にもよるでしょうが、それだったら個人的にはさくらのVPS1Gの月約1000円の方がいい感じですかね。